今年は9月24日の日曜日、世界各国のストリートにクラシックスタイルのオートバイと、粋な出で立ちをした人々がディスティングイッシュド・ジェントルマンズ・ライドの名の下に繰り出しました。
このDGRは、オートバイを楽しむと同時に人々の健康と前立腺癌のための研究を広く世に知らしめ、募金活動を行うもので、予め決められたルートを、粋な服装とともにパレードするものです。
このイベントは世界90カ国以上に広がり、今年は総勢56,000人ものライダーが参加します!バーミンガムだけでも参加するバイクは400台。イギリス国内でこのチャリティライドに参加する都市の中でも、バーミンガムはかなり大規模な参加者を集めるようになりました。
このような意義のある運動に参加しないわけにはいきません。そこで私たちにできることとして、MUTT本店にて、近隣のトライアンフ(バーミンガム)さんと一緒にイベント後のパーティを開催し、参加者により楽しんでいただくと共に、DGRチャリティに幾分かでも追加支援を募ることとしました。結果はまさに最高の時間でした!
DGRはビンテージウェア・ビンテージスタイルライダーのためのイベントです。MUTT本店前に辿り着いたのは素晴らしいバイク達のパレードです。クラシックトライアンフ、美しいビンテージBMWボクサー、チョッパー、そしてMUTTも見えます。穏やかな日曜日、ストリートには美しいクロームやカスタムペイントバイクがずらりと並びました。DGRの楽しみ方の一つはライダーのドレスアップです。どちらを向いても、ツイードスーツ、ボウタイ、ピンと伸びた髭や笑顔でいっぱいでした。
当日は友人のイーサン・ジョーンズも駆けつけ、カッコいいタトゥーを施してくれました。ちなみに売上はすべてDGRへのチャリティです。身なりの良いカップルは勇気を出して「タトゥー・ラッキー・ディップ」に挑戦しました。これはダーツボード上に色々なタトゥーが描いてあり、ダーツがヒットした場所のタトゥーを実際に入れるというもの。チャリティタトゥーは、終日列の途切れないほどの人気企画となりました。イーサンはこの他にも友人のオリーと一緒に、バーミンガムで”The Stray Club”という服屋をやっていて、会場ではその販売も行われました。
街一番のヘアカットショップ、ザ・ブラック・マーケット・バーバー・カンパニーもチャリティーのためにひと肌脱いでくれました。MUTT本店にビンテージのカット道具を持ち込み、長い行列ができました。
Brummy boys P&Coは最新作のサンプルを販売し、売上の全てをDGRへ寄付しました。バイク大好き、自らのコレクションも大いにバイクの影響を受けているという彼らは、喜んで今回のチャリティに参加しました。
抽選賞品のスポンサーとなってくださった皆さまには、多大なる感謝を申し上げます。Modern Body Art, Digbeth Dining Club, The Dapper Cravat, F.T.H Just Ride, P&Co, Double Zero Cafe, Biltwell, Ethan Jones, The Stray Club, Black Market Barber Company.
来年またお会いする日まで、素敵な皆さまでありますように!
Photography by: Michael Evans, Adison Rudall (P&Co) and Sam John Jones.